ボラティリティの変化とオプションの値段
疑問
- ボラティリティが増加するとオプションの価値は上がるし、減少すると下がる
- その上がり方、下がり方はどうなっているのか?
- オプション価格はボラティリティの変化に対して線形か非線形か?
調査方法
- ブラックショールズモデルを前提としてIVをいろいろ動かして視覚的に調査
- 具体的には
- 株価20、行使価格17(コールはITM、プットはOTM)の場合と、
- 株価20、行使価格20(ATM)
の2パターンについて金利、残存期間をいじってIVとオプション価格の関係をチャートで確認
調査結果(要約)
- IVとオプション価格の関係は非線形
- IVが一定水準以下までは下に凸の形(convex)、一定水準以上になると上に凸(concave)になる
- convexとconcaveが切り替わるIVの水準(閾値)は金利と残存期間で変わる
- 金利が高いと閾値は高くなる=>金利が高いとより高いIV水準でconvexからconcaveに代わる
- 残存期間が短くなると閾値は高くなる=>残存期間が短いほうが低いIV水準でconvexからconcaveに代わる
- 株価と行使価格の距離が近くなると閾値は小さくなる=>株価と行使価格の差が小さい方が、低いIV水準でconvexからconcaveに代わる
調査結果(具体例)
- 株価20、行使価格17(コールITM、プットOTM)の場合
- 残存期間1か月、金利5%の時、IV200くらいまで下に凸(convex)、それ以上は上に凸(concave)
- 株価20、行使価格20(ATM)の場合
- 残存期間1か月、金利5%の時、視覚的にはほぼ直線だがIV30くらいまで下に凸(convex)、それ以上は上に凸(concave)




コメント
コメントを投稿