長期投資で税金は毎年納めるのと最後に納めるのどちらがいいか?

 問題意識

  • 株に投資しているとする
  • まったく同じ銘柄に投資しているものとして:
    1.毎年年末に利益を確定して納税するのと
    2.何年も放っておいて最後に売って一度だけ納税する
    どちらが得か?

調査方法

  • 毎年10%値上がりする株に10年間投資したと仮定してシミュレーションを行った
  • 一方は毎年利益確定して税金を払い、他方は10年後に値上がりした分について1度だけ税金を払う
  • 税率は20%

調査結果

  • シミュレーションの結果毎年税金を払うパターンでは資産は当初の2.16倍になった
  • 10年後に初めて利益を確定して税金を払うパターンでは資産は当初の2.27倍になった
  • 以下参考グラフ


感想

  • 資産増加率を幾何平均で年率に直すと毎年納税は8%、最後に納税は8.57%と少なからぬ差がついた
  • 値上がり率10%マイナス税金20%で、成長率は8%となるかと思ったが最後に納税ではこれを上回った。
  • ちなみに30年でシミュレーションを行うと、最後に納税パターンの年率資産増加率はより大きくなる。
  • 税金で持っていかれる利益の20%部分に発生する複利効果の影響は大きい。
  • 配当は強制的に税金がとられるので複利効果を得られずよくない(上がる株の場合)。
以上

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