今年夏の京都は数年ぶりの人混みが予想されるでしょう
問題意識 来月から外国人観光客受け入れ再開 ということなので都道府県別データからいろいろ調べてみた。 観光客データとしては 観光庁が提供している統計 から、コロナの影響のない2019年の数字を使用した。 都道府県別人口データとしては 総務省提供の統計 から2020年の数字を使用した。 調査結果 人口と宿泊者数 全体として人口が多い都道府県は宿泊者(訪問者)も多いが地域によって傾向はばらついている。 散布図の左上は人口比で宿泊者が多い都道府県になる。やはり沖縄、京都、北海道が集客力が強い。 右下は逆に人口比で宿泊者が少ない都道府県で、他県や他国からみて魅力の低い都道府県になる。巷間取りざたされるよう埼玉、茨城の不人気が目立つ。 東京は人口も多ければ宿泊者も多い。 人口当たりの宿泊者数と外国人比率 次に人口当たりの宿泊者数を見てみた。 想像されるとおり沖縄と京都が強く、沖縄にいたっては住民一人につき20人以上が宿泊している。 沖縄と京都は海外からの訪問も多く、宿泊者のうちそれぞれ4分の1、3分の1程度が海外からきている。 ここでも埼玉の不人気ぶりが圧倒的で、人口一人当たりの宿泊者が1人を割っているのは唯一埼玉のみ。 外国人宿泊者の少なさでは埼玉と茨城が際立っている。あとは山口県も結構な少なさ。獺祭とか海外で有名と聞いたのだけど。 山梨、長野、石川が北海道よりも上位に来ているのが意外なところ。 山梨は外国人宿泊客も多く富士山の効果だろうか。富士山を分け合う静岡とはかなり差がある。分母の人口の違いのせいか。 人口当たりの宿泊者数と目的 宿泊者の目的別に人口当たりの数字を見た。 沖縄、京都、山梨、長野はじめ上位県は観光目的の宿泊が過半を占めている。 福島が人口当たりの宿泊者で上位に来ているがここは観光よりもビジネス目的での訪問が多い。 東京、宮城、福岡のビジネス客の多さは想像できるところ。 やはり埼玉は観光目的の少なさが際立っている。 宿泊目的と国籍によるマトリックス 最後に、これまでに見た宿泊者の目的、国籍、サイズを一つのグラフにまとめた。 日本における外国人観光客の目的地といえば圧倒的に京都ということがよくわかる。 これから夏に向けて京都は例年以上の熱さとなるでしょう。